dori: 2005年12月アーカイブ
帰りはスターフェリーに乗った。ここでもオクトパスカードが使えた。相変わらずのんびりムードでとても良い。何往復でもしたい感じだ。
フェリーを降り、ペニンシュラを横目に見ながらネイザンロードに入り、ぶらぶらと歩く。去年とは違い、大通りはガラガラだった。
今回、旅行の目的の1つに、香港競馬で大穴を当てて、大金持ちになるというのあった。マカオのカジノが想像以上だったので、なんだか競馬も期待できそうだ。
ハッピーバレー競馬場は、香港島の銅鑼灣(コーズウエイベイ)から歩いて10分くらいのところにある。開催は、毎週水曜日の夜がほとんどである。ちなみに、ステイゴールドなど日本馬が3頭が香港で勝ったとニュースがあったが、あれはシャ ティン競馬場のほうで、九龍半島のずっと北にある。
ビクトリアピークから競馬場まではタクシーで30分もかかった。競馬開催中は道も混雑するのだろう。その間、香港の競馬新聞を必死に解読しようとするのだが、漢字ばかりでさっぱり解らない。しかも、本命の◎とか、そういう記号がないのである。これは困った・・・。と、悩んでいるうちに到着してしまった。
入り口の雰囲気は大井競馬場のナイターみたいな感じだ。
「ふ、深きょん?深きょんがなぜボクに・・・・・」
が、しかし、周りを良くみると、大勢のスタッフに囲まれ、何かの撮影をしているようだった。
ちぇっ・・・。なんだ、ロケか。
助けてって言うもんだから、ちょっとドキドキしたぜ。
フェリーターミナルで上環行きのチケットを買おうとしていると、偶然、九龍行きのフェリーがあることを発見した。値段は98ドル。これは安い。
明日は、例によって早朝の飛行機。空港に近い九龍半島側で宿を探そうとしていたので、これはラッキーだ。
出国手続きもあっさり終わり、ターボジェットに乗り込む。これまた快適なシートでとてもエコノミーとは思えない。
フェリーはゆっくりマカオを後にした。さようならマカオ!また来るよ。
1時間弱で、九龍のフェリーターミナルに到着した。
7時に目が覚めた。
ベットの上には、大小の出目の書かれたメモが散乱している。そういえば、昨日なかなか眠れなくて、出目の研究をしたのだった。いつの間にかに寝てしまったのか・・・。
頭の中では、まだ昨日の「ガシャガシャ」「チンチンチン」の音が鳴り響いている。すると、どうしてもまた大小やりたい、という衝動に駆られる。
「香港に帰る前に、リベンジに行くか?」
「イヤイヤ、ダメだ。負けるに決まっている。」
「1回だけやろうよ。1回だけ。」
「ダメダメ。今日は香港で競馬だ。軍資金をとっておかなくては。」
まずい。じっとしていては、足がリスボアの方へ向いてしまいそうだ。 ホテルを飛び出し、朝の散歩へ出かけた。もちろん、リスボアとは反対の方角へ。
ぐぅ?。
安心したのか急にお腹が空いてきた。
セナド広場から少し歩いたところにあるレストランへ入った。せっかくのマカオだ。贅沢をしてやろう。
メニューを眺めていると、「(口加)(口厘)炒蟹」という料理が目に止まった。漢字から想像するとカレー風味で炒めた蟹だろう。値段は(時価)になっている・・・。少し怖いが、香港で食べられなかった上海蟹の代わりだ。食べてやろう!
マカオ半島の中心部に位置するセナド広場は、地面が波のような模様で面白い。中心に噴水があり、広場を囲むように周りには美しい建物が並んでいる。ふむふむ、これがポルトガルの建物なのか・・・。(コロニアル風と呼ぶらしい)
セナド広場
ロビーで地図を広げていると、次々と声を掛けられる。ペディキャブと呼ばれる人力三輪車のおじさん、多分もぐりのタクシーおじさん。そして、ホテルは決まったのか?と言うおばさん。来た!待っていたのよ。
もし安かったら決めちゃおう。おばさんについて行くと、ロビーの裏手の薄暗い一角に連れていかれた。奥にぽつんと旅行代理店っぽい窓口が2つ見える。香港のそれに比べていかにもしょぼい。
これは危ないと警戒し身構えた。おばさんは察したのか笑いながら名刺を差し出し、安心しろと言った。おばさんの名前は李秀迎。TKW旅行社有限公司とあるので、ちゃんとした会社だろう。これでちょっと安心した。